| 日時 | 令和8年3月15日(日)午前9時00分~11時40分 |
| 場所 | 泉佐野市立社会福祉センター 2階 |
| 参加者数 | 66名 |
泉佐野市社会福祉協議会では、社協役職員・災害協定締結団体・社協災害時事前登録ボランティアがともに災害ボランティアセンターの役割について学ぶことを目的に毎年1回、災害ボランティアセンター模擬訓練を実施しています。
本年度は、8月に、協定団体と企画についての協議の場を設け、「地元ネットワークを活かした災害ボランティアセンター運営」をテーマに企画しました。
また、あわせて、災害ボランティアセンターによるボランティアの送り出しの流れをつかむことも必要であること、近年(2021年頃以降)の災害VCでは情報通信技術(ICTツール)の活用がすすんでいることから、今回は、株式会社コンサイド様が開発した「joylinks」のデモ体験を第1部として実施することとしました。
1部でのjoylinksデモでは、職員以外の参加者からも積極的に質問の手があがるなど、興味をもっていただいた様子でした。アンケート結果でも、「アプリで時間短縮できることがわかった」「ICTのことを知れてよかった」など、「とてもよかった・よかった」という回答が合計86%と好評でした。


2部では、災害ボランティアセンター運営の際に、ネットワークによって解決をはかるべき課題設定として「被災者ニーズに対してボランティアが不足している状況」「災害ボランティアセンターへの依頼に地域差がある状況」の2つの想定を選択し、被災地災害VCとしてとりくめることについて話し合いました。

災害ボランティアセンターの運営は、大規模になれば、地元社協以外にさまざまな支援団体と協働して行う必要があるなかで、地元のボランティアや団体のメンバーと社協職員があらかじめ互いの考え方やネットワークを知っておく必要があることから企画した場でしたが、「いろいろな立場の人の意見がきけた」といずれの立場からも好評な結果でした。
特に、職員にとっては、自治会や協定団体の取り組みを知る機会となり、社協職員として求められる知識を増やす成果を確認できました。なお、意見交換テーマの1つである「ボランティア不足」については、「生協や青年団、近隣大学などに声をかける」といった地域ネットワークを活かした取り組みの他、「未経験者の参加を増やす取り組みをする」「短時間で可能な活動もあることを伝える」「宿泊場所や貸し出しできる装備などの情報も募集時に発信する」などのアイデアがあがっていました。もう一方のテーマである、「ニーズの偏り(ニーズ把握)」について話し合ったグループでは、「平時から災害ボランティアセンターの役割や設置予定について地元の団体に発信していく(※)」「やさしい日本語など、外国人や障がい者の人にもわかりやすい情報発信を考える」などのアイデアがでていました。
※2012年以降、本会では、毎年、地区福祉委員会連絡会において、各地区福祉委員会に対して事前に災害ボランティアセンター開設時に用いるニーズ(依頼)票を配布していることから、この取り組み(説明と配布)の対象を拡大するという視点の意見であったと考えられます。
今回の訓練ででた意見や、アンケートでよせられた意見は、今後のとりくみの参考にしていきます。
訓練にご協力いただいた関係者・ボランティアのみなさま、ありがとうございました。